19年春夏東京コレクション 「サポートサーフェス」

2018/09/11 15:43 更新


Medium supportsurface 56

 「サポートサーフェス」(研壁宣男)はドレープ、軽量でハリのある素材を生かし、静かに揺れるシルエットでクリーンなエレガンスを見せた。

 注目はボトムのラインの多彩な変化。首元から裾に向かって曲線の切り替えを入れたドレス、生地をバイアスに流したスカートなど、切れのある裾のラインで布の動きを伝える。パンツも後ろ身頃を落ち感のある素材で切り替えたり、裾に向かって巻きを入れたり、量感を感じさせない布の軽やかさを生かし、リラックス感と品の良さを両立させた。首元にドレープを寄せたトップには、ワイドシルエットで裾を絞ったアラビアン風のパンツを合わせるなど、単純なエレガンスにとどまらない、新鮮味あるバランスで見せる。足元はメッシュにネオンカラーのテープを切り替えたスニーカー仕立ての革靴をコーディネート。

 テーマは「軌跡のデザイン」。パターンを組むだけでは計算できない、布がなびいて揺れるラインに任せて着飾る楽しさを表現する。薄手でハリのある機能素材やジオメトリックなメッシュを多用し、スポーティームードを程よく利かせた。装飾の手法も、ジャカードのように見えるレーザーカットの花柄、下地が透けて見えるフリンジなど、重たさをそぎ落として今っぽく見せている。

(須田渉美、写真=加茂ヒロユキ)

サポートサーフェス

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