16~17年秋冬パリ・コレⅤ

2016/03/10 06:15 更新


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 【パリ=小笠原拓郎、青木規子】16~17年秋冬パリ・コレクションには、ブランドのシグネチャーやメゾンのコードに立ち返り、そこから今のスタイルへと展開する手法も登場している。ブランドの象徴的な女性像に今のニュアンスや遊びを加え、今シーズンらしい装飾を組み合わせる。

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 シャネルは巨大なグランパレを会場に、オートクチュールサロンのようなスペースをしつらえた。そこで見せたのは、シャネルのコードを背景にしたエレガンス。たくさんのハットスタイルでショーは始まり、シャネルらしいファンシーツイードやラメツイードを切り替えたスーツやドレスを次々と登場させる。

 ポケットでツイード柄を変えたジャケットやスカート、デニムとラメツイードを切り替えたスーツ、そこにボリュームのあるパールの多連ネックレスを飾る。ボレロのようなショート丈のジャケット、アイレットディテールのニットにセーターの袖をくっつけたようなマフラー、猫柄のプリントのブラウス。

 シャネルのコードをベースにしながらも、軽やかに遊んでいる。シックなグレーから黒のスタイルはキルティングの立体感やラメの光沢を差し込む。白と黒のバイカラーもポイント。ジグザグ模様を白と黒のスパンコールで描いたドレスのほか、白いレースを重ねたドレスには黒いリボンをなびかせる。過剰な演出はないのに、飽きることのない楽しさにあふれたコレクション。

 

 

 

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 ステラ・マッカートニーは、ラグジュアリーとエフォートレス、官能性とアクティブなスタイルをミックスして、いかにもステラらしいコレクションを見せた。ポイントは量感と装飾。アシンメトリーシルエットのロングドレスは、胸元のV字のラッフルが弾み、たっぷりとした身頃もたわみながら揺れる。

 パンツもタックを2、3本入れたボリュームシルエットで、ドレス並みの量感を描く。レースとサテンのプリーツをはぎ合わせたランジェリードレスは、デコルテのカッティングが滑らかな曲線を描く。その一方で、量感のダウンジャケットやキルティングのショートパンツが軽快な気分をプラス。スワンモチーフのジャカードセーターやタイダイデニムがキュートに弾ける。軸になる色は黒、白、グレー、ブラウン。そこに赤やピンクを差す。

続きは繊研新聞で


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