百貨店婦人服夏物、正価2~3割増へ

2015/06/09 06:41 更新


 百貨店は婦人服の夏物で、セール前後の正価販売を強める。セールの売り上げは前年を維持し、正価は20~30%増を目指す。

 セールは7月から、そごう・西武が1日、高島屋などが8日、三越伊勢丹が15日に開始する。前回の夏・冬セールの結果から、各社とも「一定の集客はあっても短期集中型」との見方が共通する。セール期間も「動くのは正価品」(高島屋)、「セール、プロパーの商品を分け目なく比較購買する」(そごう・西武)ため、正価商品を強化する。

ガウチョはパンツシェアで約2割を占めている(西武池袋本店)
ガウチョはパンツシェアで約2割を占めている(西武池袋本店)

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