個性派バッグメーカー 得意技光る物づくり

2014/08/08 11:00 更新


 個性派バッグメーカーが7月に開催したJFW-IFF(JFW インターナショナル・ファッション・フェア)で登場した。商品の特徴や得意技を明らかにして物づくりに取り組むことで来場者の目を引いた。

 メグエンタープライズ(東京)は「リング-O」で革の上質感を感じさせる合皮バッグを提案している。以前は革のバッグを主に販売していたが、軽くて水にも強い合皮を使い、革を扱う工場で生産し、仕上がりの良さを追求した商品を出したところ好評で、今秋冬物では7割が合皮製品となった。白い生地を黒で縁取りして厚みを加え質感を出したバッグ(9500円)が好評だ。販売先は30軒に広がってきた。

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 佐藤祐樹さん(東京)が個人事業で展開しているのが「リティスタ」。ハンドメードの質の良さを重視し、ナチュラルテイストのバッグを企画する。イタリア素材の牛革を使用して素材感の表現に力を入れた。むら染めでワックスにより光沢感を出した肩にかけられるツーウエーボストン(3万5000円)や同素材の小銭入れ(7600円)が人気だ。ブランドのショップを東京・御徒町の施設2K540にショップを出している。

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 リーズナブルな革バッグを提案しているのがプチタプチ(東京)。革の質感やトレンドを重視しながら、買いやすい価格にポイントを置いてきた。国産の「トゥジュール」、中国製の「リレット」を販売している。ゴールドの金具を使った配色使いのバッグや小物が強みの商品だ。ショルダーバッグで1万6000円。

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