ゾゾグループのゾゾネクストの研究開発組織であるゾゾ研究所と、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター(落合陽一センター長=筑波大学教授)は、オノマトペなどの感性表現を活用した衣服探索に関する共同研究を4月から始めたと発表した。ECで生地の質感が確かめられないという消費者課題が背景だ。
21年度の製造基盤技術実態等調査によると約6割の消費者がこの点に不安を感じ、購買体験の質を下げる要因となっていた。「さらさら」「もこもこ」といった直感的な質感表現は従来のキーワード検索にはなじみにくかったが、近年の技術進化で感性表現を用いたシステム構築が可能になりつつある。
研究ではゾゾ研究所の衣服データや着心地の数値化研究で得られた知見と、筑波大のオノマトペを用いたウェブインタフェースやAI(人工知能)活用の知見を融合。個人の好みの印象に合う、感性表現による衣服探索システムの研究開発を目指す。