ファッションECサイトを運営するゾゾの前澤友作社長は1月31日、18年度第3四半期決算会見で、ゾゾタウン事業で導入した「ARIGATO」有料会員サービスについて、「非常に好調な滑り出しで、第4四半期期間は現在前年同期比26%弱の伸びで推移している」と話した。一方、同サービス導入で販売停止ショップが出たことについて「すごく悲しいこと。1ショップでも少なくなるように会話していく。ただ、9割のショップが賛同してくれている」と、自信を持ってサービスを行っていくとした。
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現在ARIGATOメンバーサービスを機にゾゾタウンでの販売を停止したのは42ショップで、この販売停止分はショップベースでは3.3%、取扱高べースは1.1%にとどまっているとして、離脱影響は軽微とした。
ただ、価格表示は2月中にブランド側の意向に沿った機能を付加するとした。「同サービスでのブランド販売停止は収束モードに向かう」とも話した。