ゾゾは24年3月期連結決算で、暖冬など気候の影響でゾゾタウン事業は計画未達もヤフー!ショッピングが計画を大きく上回り、商品取扱高、営業利益共に過去最高を更新した。
【関連記事】ゾゾが企業向け新事業 「ゾゾスーツ」を使って体形計測業務をサポート
商品取扱高5743億7300万円、前期比5.5%増、その他商品取扱高(連結子会社ユトリ商品取扱高、ゾゾモ経由商品取扱高など)を除いた商品取扱高が5369億700万円、7.1%増。連結売上高1970億1600万円、7.4%増。営業利益600億7900万円、6.5%増。その他商品取扱高を除いた商品取扱高に対する粗利率は、ポイントなどの費用が増加し34.1%、0.1ポイント低下。
事業別内訳はゾゾタウン事業商品取扱高が4647億3400万円、6.7%増と、2ケタ増だった前期と比べ伸び率が鈍化。うち買取・製造販売44億2900万円、6.3%減、受託販売4422億1400万円、6.6%増、ユーズド販売180億9000万円、12.7%増。ヤフー!ショッピングとヤフー!オークションの合算値であるLINEヤフーコマースは576億9600万円、15.7%増。顧客の定着に加え、LINEヤフーによる販促施策が奏功した。BtoB(企業間取引)事業144億7700万円、12.2%減、広告事業売上高97億3700万円、25.3%増。その他商品取扱高374億6500万円、13.3%減。ゾゾタウン期末出店ショップ数1595。平均出荷単価8735円、5.2%増、平均商品単価4003円、0.4%増。