「似合うラボバイゾゾ」を繊研記者が体験 プロの手で見つけられる楽しさ

2022/12/16 06:29 更新


 12月16日にオープンするゾゾの常設実店舗「似合うラボバイゾゾ」を、一足早く記者が体験してみた。AI(人工知能)とプロのスタイリストが1人2時間以上かけ、完全貸し切りでパーソナルスタイリングサービスを提供する。利用者はLINEの専用アカウントから公募。全サービスを無料で体験できる。

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 店内には700点超のウェアや雑貨が並ぶ。早速、ゾゾのスタッフ、担当となるスタイリストの武田亜利紗さん、ヘアメイクJANETさんとごあいさつ。ここでは、スタイリストやヘアメイクアーティストともに雑誌などで活躍するプロが複数登録されている。

 今日の自分のコーディネートを、プロのフォトグラファーが〝ビフォー〟として撮影。次にヒアリングタイム。デジタルサイネージに三つのコーディネートが映し出された。事前アンケートを元にゾゾのファッションコーディネートアプリ「ウェア」からAIがセレクトしたルックだ。今回は「仕事にも使えるスカートスタイル」をリクエスト。アンケートで書き込んだ「好きなブランド」の反映も感じられる3体だ。武田さんがポイントを説明しつつ、どれが気になるか質問され、なりたいイメージを固めていく。きれいめのドレス、チェックのスカートを使ったコーデがあればと伝え、早速ウェア選びが始まった。

AIが事前に選んだ3コーデ

 ずらりと並ぶサンプルから、イメージに近いアイテムをピックアップし、ここで3コーデを作ってもらう。ニットのインナーにチュールのトップスをレイヤードするあたりが、素人では思いつかないところ。

スタイリストと服選び

ここで実際に2コーデを選び試着室へ。マッチする小物も加えてもらい、再び撮影。サイネージに試着した自分の姿が映し出され、ちょっと気恥ずかしい。最終的に気に入った1コーデを着用し、今度はメイク室へ。ここで使ったメイクアイテムもゾゾで全て購入可能。プロの手を借り変身した姿を〝アフター〟として再度撮影してもらい、体験は終了となる。

試着後の撮影
メイク室で変身
試着後の自分がサイネージに映し出される

 ポイントを書き込んだチェキやフォトデータ、アイテムデータなども提供され、気に入れば後日ゾゾタウンで購入することもできる。パーソナルスタイリングは、まだ一般消費者が利用するにはハードルが高いもの。特別感のある中で、新しい〝似合う〟を発見でき、ファッションの楽しさを再確認できる満足度の高いサービスだった。

ポイントも伝えてくれる

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