ゾゾが表参道に初の常設店 AIとスタイリストがパーソナルスタイリング

2022/11/09 14:13 更新


会見する澤田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)

 ゾゾは12月16日、同社初となる常設のリアル店舗「似合うラボバイゾゾ」(以下、似合うラボ)を表参道にオープンする。経営戦略に新たに加えた、「ワクワクできる『似合う』を届ける」を体現し、新たな成長の第一歩と位置付ける。同店は完全予約制、ゾゾ独自のAI(人工知能)とプロのスタイリストが一人に2時間以上かけ、貸し切りでスタイリングのアドバイスを行う。店内には常時700点超のアイテムを揃え、「超パーソナルスタイリングサービスを提供」(澤田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)する。

 スタイリング後は、ヘアメイクを受け、撮影して体験が終了。帰る際にスタイリングポイントや、ゾゾタウン上でスタイリングしたアイテムが購入が可能なURLを記載したカードと写真を渡す。サービスは全て無料だ。

 「店舗単体でそれなりのコストはかかるが、今後、これをどれだけ機械化できるかがカギ。ある程度自動化でき、コストが見えれば、ゾゾタウンやファッションコーディネートアプリ『ウェア』にノウハウを移植できる」(澤田社長)とする。ただし、「対面だからこそできるとの判断に至れば、店舗として増やしていくことも有りうる」としている。



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