ユミカツラインターナショナルは8月9日、4月に亡くなった桂由美さんの追悼ファッションショー(しのぶ会)「ユミ・セレブレーション・オブ・ライフ」を帝国ホテル東京で開いた。桂さんが愛した作品100着を厳選し披露した。
晩年、「私がいなくなっても『ユミカツラ』として続けて欲しい。お葬式なんていらないから、その代わりにショーをして欲しい」と話していた桂さん。ショーのオープニングは、希望だった秋川雅史さんが「千の風になって」を熱唱し、ランウェイでは冨永愛さんが繊細な絹織物を幾重にも重ねたウエディングドレスで舞った。
「アーカイブから選ぶのが大変だった」という作品は、代名詞のドレス「ユミラインパレード」や晩年に力を入れていた「アニバーサリー・ウェディング」「スタイリッシュジャパン」などが披露された。最後は名前の由来となった花嫁のバラ「ローズ・ユミ」をイメージしたドレスでフィナーレを飾り、ステージには3D動画の桂さんが登場した。
会場は装花を親交の深い假屋崎省吾さんが行い、桂さんのワードローブやトレードマークのターバンを初公開した。