風呂敷製造販売の山田繊維は1月19~23日にパリで開催されたインテリア・デザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展し、日本発の「FUROSHIKI」をアピールした。
今回は3年ぶりの出展で、約150社と商談した。サステイナビリティー(持続可能性)の意識が強まる中で、風呂敷を提案し、特にギフトラッピングの提案に注目が集まった。EU(欧州連合)では25年までに使い捨てレジ袋の使用を1人当たり年間40枚に削減する条例を発効しているが、形を選ばず捨てないラッピングとしての風呂敷が話題になったと手応えを得た。パリでは長期取引につながっている取引先が10店あり、徐々に風呂敷への認知が広がっているという。