アクスト「ザ・ソウル」 きものからオーダーメイドスニーカー シアトルで試験販売

2022/02/21 06:26 更新


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 東京・人形町の靴店「アンド・ステディ」を運営するアクスト(東京、小野崎記子代表)は、海外向けに開発したきものスニーカーブランド「Xesole」(ザ・ソウル)のテストマーケティングを米シアトルで始めた。これまではDtoC(メーカー直販)によるオンラインストアを中心に販売してきたが、シアトルでセレクトショップ「THE CURE CO.」を経営する日本人KIKO氏が、きものの美しさと日本製のスニーカーの高い品質を評価し、テストマーケティングにつながった。サンプルを店頭に並べ、顧客の反応をみながら今後の展開を検討する。

 ザ・ソウルは20年に東京都主催の「Buy TOKYOプロジェクト」に採択され、海外向けのブランドとしてスタートした。小野崎代表が「母のたんすに眠るきものがもったいない。靴に仕立てたら美しく履ける」と考えたのがきっかけ。「和装の需要が減少し、きものを生産する職人も減っている。本物のきものを目にしたことがないという若者も増えており、むしろ海外の方が日本文化を理解し評価している」として、「きものをリメイクすることで次世代に職人の技術もつないでいこう」という考えのもと企画開発した。

 東京・浅草の靴職人が一足一足手仕事を施す「手釣り工法」という高級靴の製法で仕立てている。オーダーメイドのためにサイズだけでなく、細い、普通、太いの三つのサイズから木型を選べるため、歩きやすく履き心地が良い。アクストは、これまで4000人のカルテを作り、1万2000足を販売。パートナー店舗は全国13店。人形町で「くつ・あし・あるく研究所アンド・ステディ」を運営し、足や靴に悩む女性の「駆け込み寺」になっている。現在、靴から女性の体づくりを始める美容と健康サロンに進化させ、靴を履くだけでトレーニングとなる「くつトレ」を展開している。

きものの美しさと日本製スニーカーならではの高い品質が特徴

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