ゼビオホールディングスの中核事業会社の一つ、ヴィクトリアが12日、東京・銀座の並木通り沿いにセレクトショップの「エストネーション銀座店」と協業したゴルフショップの新業態店を出した。
上質志向の大人のゴルファーを対象にしたゴルフセレクトショップで、ブランドの垣根をまたいだ編集や、商品をアート作品のように見せる陳列・VMDを採用している。
「ダブルイーグル銀座」(約465平方メートル)は、エストネーション銀座店の地下1階にあり、エストネーションの売り場とは館内でつながっている。ダブルイーグル業態としては3店目だが、商品量を大きく絞り込んだ上でテイスト別にブランドをミックス編集したり、クラブをカスタマイズできる工房を設けるなど、これまでとは全く異なるコンセプトになっている。
エストネーションのメンズ売り場だったところを改装。レジ後ろには約800本のクラブヘッドを並べる
店作りにあたっては、オンワード樫山で婦人服ブランド「プライドグライド」のMDや、サマンサタバサジャパンリミテッドでゴルフ事業を担当した谷口綾さんをディレクターに起用した。
谷口さんは「大人ゴルファーのクラスと感性に合わせた居心地の良い空間を作った」と話す。
今後はエストネーションとギフト品などを共同開発するなど協業をさらに広げる考え。
エストネーションのメンズ売り場だったところを改装。レジ後ろには約800本のクラブヘッドを並べる