ゼビオ社長 「体育会学生は人脈とチャンスが広がる」

2018/09/28 11:00 更新


 「体育会の強みは、問題解決の行動プロセスが社会人と同じこと」。ゼビオグループは、就職活動を控える大学3年生の体育会学生を中心としたキャリアセミナーを開催した。体育会出身の現役社員や、金メダリストの北島康介氏、女性専用フィットネススタジオを展開する岡部友さん(ヴィーナスジャパン社長)、加藤智治ゼビオ社長が登壇。参加した55人のアスリート学生に向けて、スポーツ経験とキャリアとの関わりについて語った。

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 ビジネスにおける体育会の強みについて、岡部さんは「目標のために課題を見つけ、達成に向け努力するプロセスと思考パターンは社会人と同じ」と強調。加藤社長は「一生懸命やってきた人が共感し合える体育会出身者の特殊なネットワークに入れることも魅力で、人脈とチャンスが広がりやすい」などと話した。

 ゼビオグループが体育会学生向けのキャリアセミナーを開催するのは、今年3月に続き2回目。加藤社長は、同イベントを企画した理由について「スポーツに打ち込む人生は未来につながっていること、そしてスポーツが有望な成長産業であり、体育会出身者の力を発揮できる場が広がっていることを伝えたいと思い、開催した」とコメントした。

体育会学生に語る加藤ゼビオ社長(左から2人目)


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