ワールド ナルミヤ・インターと連携強化 株式追加取得

2019/03/29 18:30 更新


 ワールドは28日、ナルミヤ・インターナショナルの一部株式を追加取得する株式譲渡契約を日本産業パートナーズと締結し、29日付でナルミヤ株式(新株予約権の行使に必要な潜在株を含んだ発行済み株式)の約15%を追加取得した。ワールドの持ち株比率は約25%となり、持分法適用関連会社となった。取得額は20億円強。

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 ワールドは18年6月29日付でナルミヤと業務提携し、同9月6日付で発行済み株式の10%を取得していた。

 ワールドグループの持つ基幹システムやMD・在庫コントロールシステム、コンサルティング業務、人材派遣、ECシステムや生産・物流などのプラットフォームを活用することで、業務の効率化や収益力の向上につなげていく。

 また、ナルミヤの「ラブトキシック」とワールドグループの「ピンクラテ」の協業による相乗効果も狙う。中長期的には両者のノウハウを共有した新規事業の共同開発を通じてナルミヤを中核とした国内ティーンズ・キッズ市場をリードする役割や、アジア進出も視野に入れる。

 ナルミヤの18年2月期の売上高は269億円。ナルミヤでは「自力でも毎年30億円増やす計画だったが、ワールドとの連携を強めることにより、さらに上乗せしていきたい」としている。

ラブトキシック
ピンクラテ


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