ウェルカムは4月1日、米国ディーン&デルーカ(DD)社が3月31日に破産したことについて、日本国内におけるDD事業に影響はないと発表した。
米国の食物販店DD社は業績の低迷が続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け破産した。しかし、米国DD社からライセンスを受けて事業展開しているウェルカムは16年3月に日本での営業権および商標権を100%取得した。日本での事業保全は完了しており、破産の影響はなく引き続き事業を運営していく。
ウェルカムは日本で03年からライセンス事業を行っており、米国とはやや異なる日本型の食物販店(現在18店)とカフェ(28店)を展開している。米国DD社の経営悪化について、不動産事業の不振によるところが大きいとの見解も示した。