朝日ファスナーは、ビンテージファスナーの復刻ブランド「ウォルデス」の販売が、国内外で堅調に推移している。商品数を増やしており、24年版のカタログを発刊した。
ウォルデスでは、力織機で織った綿100%テープや1900年代前半の製法・素材を用いたファスナーが揃う。ビンテージレプリカ系アパレルを中心に、高い支持を得ている。近年では中国でも拡大しており、ビンテージにこだわりを持つブランドから引き合いがある。
商品開発にも積極的で、引き手の種類などバリエーションを増やしている。引き手が金属でエレメントがコイルのタイプも揃えた。
新たなカタログには、40年代調の金具やバックルをはじめ、ボタン、ホック、リベットなど、ビンテージ調の副資材も併せて掲載した。