愛知県蒲郡市でTGCプロデュースのファッションショー 三河木綿など魅力発信

2025/11/14 12:00 更新NEW!


三河縞のトレンチコートなどをまとったモデルたちが登壇し、衣装や蒲郡市について感想を語った

 愛知県蒲郡市の竹島園地で「ガマラブフェス2025」が初開催された。東京ガールズコレクション(TGC)を企画・制作するWトーキョーは、TGCプロデュースによる「ミカワパレットプロデュースドバイTGCステージ」を実施。蒲郡の繊維関連産業の社員が手掛けた衣装を披露し、蒲郡の魅力を発信した。

 同社は23年6月に同市の繊維産業活性化を目的に連携協定を締結。同社のコンテンツを活用した施策を3カ年計画で推進し、蒲郡市内の繊維関連企業の若手を中心としたプロジェクトメンバーを集め、繊維の新たな用途やデザインの検討・製品開発を進めてきた。

 フェスはその3年目の集大成とし、延べ約8000人が来場。ファッションショーにはプロジェクトメンバーが手掛けた衣装を着用したモデルが登場した。

 第1部では蒲郡の市花であるツツジやつま菊、ミカンの花をモチーフにしたガーゼのドレスや、インテリア生地の産地でもある蒲郡のゴブラン織りをメインにしたドレスなどを見せた。第2部では刺し子生地で仕立てたオールインワンや、市内の博物館に保存されている三河縞を復刻したトレンチコートなどがランウェーを彩った。

 同プロジェクトで制作された衣装のうち2体は、26年2月に開催される「サムスンギャラクシープレゼンツTGCインあいち・なごや2026バイトーキョーガールズコレクション」(TGCインあいち・なごや)でも披露する。

蒲郡の鈴木寿明市長は「産地の技術、ノウハウを生かして三河木綿・刺し子・ガーゼ生地などの特産品に注目してほしい」とあいさつした


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