《視点》スポーツに限らず

2026/07/02 06:23 更新NEW!


 サッカーワールドカップの中継で、本田圭佑氏が日本と世界の差が縮まった理由について、コモディティー化を挙げたのは興味深かった。ネットで質の高い技術が普及したという話だ。

 記者がテニスに熱中していた当時は、雑誌を何度も読んだり、ビデオ録画した試合を何度もスロー再生してなぜあんなショットが打てるのか夢中になっていたものだ。現在はネットでいつでもどこでも最高のプレーが確認できる。

 5月に行った取材で、元プロ野球選手・監督の講演を聞く機会があり、そこでも考えさせられた。日本人メジャーリーガーが数多く活躍しているが、その背景にはメジャーリーグで通用する・活躍できると、挑戦している当人が可能性を信じ切っていることが大きい、という話だった。

 こうした日本の躍進は、サッカーや野球をはじめとしたスポーツだけに限らないはず。日本のブランドをはじめとしたファッション産業だって、世界にもっと知ってもらい、評価され、チャンスを広げられると思う。安易にこれまでの概念を物差しとしてしまわず、可能性をもっと信じて挑んでほしい。

(畔)



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