《視点》コロナとの付き合い方

2021/04/07 06:23 更新


 2度目の緊急事態宣言も明け、桜の開花などで街に活気が戻っている印象がある。

 百貨店や商業施設の売り場を取材していても「お客さんは増えてきている」という声が聞かれる。昨年延期していた結婚式を1年ぶりに挙げる人が多いようで、オケージョンニーズも少しずつではあるが戻ってきているという。

 ただ、そうした活気付く街の様子を取り上げて「気の緩み」として危機感をあおる報道も多い。事実、「変異株」の感染が各地で広がっており、第4波が来る危険性は高いが、果たしてこれは「気の緩み」なのだろうか。自分はまさに世間のいう「ウィズコロナ」の意識がようやく日常レベルに浸透してきたからこそなのではないかと思う。

 マスク、除菌は毎日のルーティンに組み込まれたし、過度に恐れることはしないコロナとの付き合い方を社会は分かってきたのではないか。

 自粛意識で消費が滞っていると経済は悪くなる一方だ。一定の線引きと基準にのっとった上で消費活動することは悪ではない。街の活気を「気の緩み」として捉えるか、「社会が適応に向かっている」と捉えるのか。この差が今後のコロナとの付き合い方を左右していきそうだ。

(海)


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