再びの日本の歴史的勝利で盛り上がっているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。
記者も近隣のスタジアムのチケットを買おうとしたが、リセールでも2席以上を選択できず、結局あきらめた。
これまであまり人気のあるスポーツでもなく、よく知らない国同士の対戦なのに1万円以上の席でも売り切れていて、その関心の高さに驚かされた。
ゴールドウイン・グループのカンタベリーオブニュージーランドジャパンが手掛ける「桜ジャージー」のレプリカ販売も好調な様子。各地のパブリックビューイングなどでも、着ている人を多く見かけた。
スポーツ小売店などでは今大会は「元々、ラグビーは競技人口が少なく、販売効果はほとんどないだろう」と予想されていた。確かに、すぐに始められそうなスポーツでもないが、〝にわかファン〟が増えたのは間違いなさそう。実際にプレーするのは無理でもラグビー観戦が根付くと、競技に興味を持つ子供も増えそうで、観戦着の需要も広がると大きな市場創出になりそうだ。
(茂)