Lブランズ傘下で、全米に拠点を持つランジェリーのSPA（製造小売業）「ヴィクトリアズシークレット」の苦戦が続いている。
ピークだった16年度の売上高77億8100万ドルを境に減収・既存店売上高の減少が続き、19年度第2四半期（5～7月）も売上高12億3250万ドルで6.2％減、既存店売上高6％減となり、53店の閉鎖も発表した。競合するアメリカンイーグルアウトフィッターズの「エアリー」（03年開始）は今期、既存店売上高が16％増、過去4～5年間、四半期ごとに既存店ベースで20％台の高い伸びを続けているのと対照的だ。
