ビアッジョブルー、来春モードな新ライン

2016/11/11 06:19 更新


 ジャヴァコーポレーションは30代後半を主対象とする婦人服ブランド「ビアッジョブルー」で、モノトーン中心の「洗練された日常のモード服」と位置づける新ライン「ルッソ・ビアッジョブルー」を来春夏物から販売する。3月中旬にはルッソ・ビアッジョブルーを屋号にしたショップをマロニエゲート銀座2に出す。

 ターコイズブルーをテーマカラーとするなど色、柄を特徴とするビアッジョブルーに対し、ルッソはモノトーンを中心に、「無駄を取り除いた上質なミニマルデザイン」の服とする。日常における少し特別なシーンなどでの着用を想定しており、既存顧客層に対するシーン提案の幅を広げるとともに、新規顧客層の獲得もねらう。

 ルッソ専属のパタンナーを起用し、アクセサリーを付けなくても映えるワンピースなどシルエットを重視した商品を提案する。コートとニット以外のワンピース、シャツ、ボトムは国内で生産する。価格は既存ビアッジョブルーよりも「一格上」で、春夏物の中心価格帯はワンピース3万8000円、パンツ2万4000円、シャツ2万4000円など。

 ルッソ・ビアッジョブルーの1号店は、マロニエゲート銀座2の4階で、大理石を使用するなどライトグレーを基調にした高級感のある内装にする。春夏の立ち上がりのルッソの型数は12型。当初はビアッジョブルーの比率が高いが、段階的にルッソの比率を高めていく。また、東京・丸の内ビルや西宮阪急、さんちか(神戸)、西梅田(大阪)、福岡イズム店などビアッジョブルーの比較的大型の店舗にもルッソを投入する。

ミニマルデザインを提案する「ルッソ・ビアッジョブルー」



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