イタリア・ベネチアに拠点を置く、ダミアーニグループのガラス工芸ブランド「ヴェニーニ」が、建築家の安藤忠雄氏との協業作品を7日に発売したのを記念し、ギンザ・シックスの直営店でトークイベントを行った。
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同氏との協業は、今回で4作目。アンドーコスモスと名付けた新作について安藤氏は、「形の原点を作ろうと思い、立方体と球体を組み合わせた」と述べた。ヴェニーニのガラス製品は、職人が125色もの色を調合し、吹きガラスの技法でハンドメイドされる。「世界中から工芸が無くなりつつあるなか、ベネチアにはぎりぎりこうした技術が残っている。今、みんなスマートフォンばかり見ているが、人が作りだすアナログなものには、スマートフォンからは伝わらないものがある」と語った。
アンドーコスモスは、クリスタル(332万6400円)のほか、ブルー、グリーン、レッド(いずれも311万400円)があり、全て数量限定。
