ユニクロは新生児とマタニティーに向けた商品を販売する。生まれてからすぐに着られる50~60センチサイズの肌着やよだれかけ、スリーパーのほか、妊婦向けに着心地に配慮したショーツやレギンス、ジーンズを企画した。新生児向けは7月末から、マタニティー向けは28日から販売を開始した。
新生児向けは肌触りが良い綿製で、背中や脇に縫い目のない1枚仕立て。ボタンはプラスチック製で、留め違えないよう、真ん中の色を変えているほか、着やすいよう、袖口を広くしている。短肌着(990円)、コンビ肌着(1500円)、よだれかけ(590円)は2枚組。スリーパーは1枚で1500円。
マタニティー向けにはショーツとボトムを作った。股上が深く、お腹部分にパワーネットを使い、足の付け根やお腹回りに食い込みにくい。むくみやすい足元を締め付けないよう、裾幅は広めにしている。ウルトラストレッチジーンズ(3990円)、レギンス(1500円)、レギンスパンツ(2990円)、ショーツ(790円)がある。
ユニクロはベビー向けで生後3カ月用の商品9型を販売している。新生児向けとマタニティー向けを始めるのは、客からの要望に加え、妊娠期や出産直後からユニクロ商品を使ってもらう機会を作ることでファンを増やす狙いがある。
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