ユナイテッドアローズは、「ユナイテッドアローズ原宿本店」を29日から海外ＥＣサイトのファーフェッチに出店した。160カ国を超える海外市場に向けた販売をスタートする。原宿本店が9月7日にリニューアルするのを機に、同サイトに出店することで、ストアブランド認知の向上を図り、来店促進にもつなげる。
リニューアルで原宿本店はメンズ館とウィメンズ館が統合される。メンズ館として運営していた時期からインバウンド（訪日外国人）の来店が多く、店舗からの情報発信が海外メディアから取り上げられることもあった。ファーフェッチに出店することで、ネットを通じて原宿本店で海外にいる客が商品を購入できるようになる。
メンズのユナイテッドアローズ、「ソブリン」「ユナイテッドアローズ&サンズ」などのオリジナル商品を中心に販売をスタートする。ウィメンズは日本のブランドの仕入れ商品を中心に日本のセレクトショップならではの品揃えで集客を図る。
世界各国からファーフェッチ経由で入った注文はすべて原宿本店から購入客へ発送する。送り先に応じて発送商品にカタログを同梱するなどの販促で、リピート利用や実店舗への来店にもつなげたい考えだ。
ユナイテッドアローズは15年に「アストラット」「アンルート」でファーフェッチに出店、16年には「モンキータイム・ビューティ&ユース」「Hビューティ＆ユース」も出し、今回の原宿本店で5ストア目となる。
