「T.T」は、書籍、映像、インスタレーションで構成する展覧会「IN THE BEGINNING WOMAN WAS TRULY THE SUN」を東京・中央区日本橋兜町のギャラリー、直観で開催中だ。今秋にウィメンズラインをローンチすることに先立ち、ブランド創設時から協働するロンドンのクリエイティブスタジオ「OK-RM」が制作した映像と写真の作品を体感する空間となっている。
直近の数シーズンはメンズブランドとして運営していたが、創設者の高橋大雅氏(故人)は当初、ウィメンズの服を手掛けていた。ビンテージの衣服に恒久的な美しさを見い出した「応用考古学」の考え方は今もブランドの根幹にある。OK-RMはその原点にさかのぼりつつ、独自の「ワールドビュー」という視点から作り上げていった。男性性と女性性を対立するものとしてではなく、互いに支え合い、均衡を保つ力として捉えている。男女の手で球体を挟んで動かしたり、プリミティブな物体を手に取ったりするシーンが映し出され、静かで有機的なエネルギーを感じさせる。開催は9日まで。
