土屋鞄製造所 渋谷スクランブルスクエアに発信拠点

2019/10/29 06:30 更新


 土屋鞄製造所は11月1日、東京・渋谷スクランブルスクエアに発信拠点「土屋鞄製造所渋谷店」を出し、バッグ、革小物の新シリーズ「ブラックヌメ」を発売する。開店後1週間は新シリーズに特化する。

 出店したのは、渋谷が再開発によって若者の街からビジネスマンやインバウンド(訪日外国人)など多様性のある街に変化しているため。重要なブランド発信の拠点とすることが狙いだ。今秋はコレド室町テラス(東京都中央区)にも出店、認知が広がってきた店を発信力のある場所でさらにアピールしていく。店舗は和とモダンを融合し、ルーバー上のひさしを設けて縁側をイメージした空間を作った。99平方メートル。

11月7日までは「ブラックヌメ」の販売と写真展開催となる新店

 ブラックヌメは「相反する要素の調和」をテーマに、硬い印象の「黒」と素朴な「ヌメ革」、鋭い「角」と柔らかな「丸」を表現したユニセックス商品。四角いボディーに丸みのある持ち手やサイドラインを加えたトートバッグのほか、丸みのあるスクエアバッグなど。1万5000(カードケース)~8万1000円(トートバッグ)。

 7日まではアート写真展も開く。写真家の藤井保氏がスタジオと伊豆大島で撮り下ろしたもので、アートによって新シリーズを感じてもらう。8日からは既存ブランドを含めた品揃えに変える。

「ブラックヌメ」


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事