商社のサステイナビリティー(持続可能性)関連の事業が4月以降も続々と登場する。繊維のサーキュラーエコノミー(循環型経済)実現に向けたプロジェクトやデジタル技術を使ったサンプルレスの取り組みなどが注目されている。
(高田淳史)
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世界からも注目
豊田通商は4月、繊維・ファッション分野でのサーキュラーエコノミー推進プロジェクト「パッチワークス」を始めた。ポリエステルやナイロン、綿など衣料品に使われる主要繊維に関して、ナカノをはじめ多彩な企業と連携し、使用済みの衣料品などを回収、再資源化する〝繊維to繊維〟リサイクルの仕組みを確立する。中期的には、こうした取り組みから生まれる新しい再生素材や販売の拡大、サーキュラーエコノミーシステム実現に貢献する新たな事業やサービスも開発する。
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