豊島「オーガビッツ」が来年20周年 記念企画の第1弾で新柄を追加

2024/01/23 06:27 更新


デザインはファッションアイテムや雑貨に導入できる

 豊島は、オーガニックコットン(OC)の普及活動を通して社会貢献を目指すプロジェクト「オーガビッツ」が、25年8月に20周年を迎える。これを記念し、24年1月~25年8月に、ファッションブランドや一般消費者に向けに様々な協業提案やイベントを実施する。

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 第1弾は、認定NPO法人(特定非営利活動法人)日本クリニクラウン協会との協業。協会のアイコンである赤鼻をつけたサンリオの「ハローキティ」と「はぴだんぶい」のイラストデザインを新たに追加した。

 これらのデザインを、ファッションアイテムや雑貨に導入できる。デザインを導入したアイテムの売り上げの一部は、同協会に寄付される仕組みとする。

 人気クリエイターによる描き下ろしビジュアルも揃えた。イラストレーターの小松みどり氏、JIJI氏、南夏希氏が20周年を記念したデザイン各3枚を描き下ろした。ブランドは無償で使用できる。

 豊島が運営するECサイト「リサーキュレット」で、20周年記念のオリジナル商品の販売も予定する。

 オーガビッツは、05年に始まったOC普及プロジェクトだ。OCの使用、普及促進を目的に、OCの使用量100%にこだわらず、10%以上使用して作られた商品を多くの人に届けるという思いで取り組んでいる。

 23年6月末時点で150を超えるファッションブランドが参加し、累計約1100万点以上のアイテムが生産された。



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