豊島は24年春夏に向け、生成AI(人工知能)で多種多様なテキスタイル柄を提案する「感性AI柄」システムを打ち出し、注目されている。
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独自開発した感性AI柄システムは、「やや柔らかい」「かなりセンスのある」「高価な」などの言葉を複数選んで入力するとイメージを掛け合わせた柄を生成AIが作成して提案するもの。来春夏向けでは、マーブルカラーグラデーションやモノトーン幾何学柄など、自社で企画したテキスタイル約20柄をベースに、生成AIにキーワードを入力すれば、1柄当たり約2000種が選べる。「テキスタイルデザイナーの持つプロの感性とデジタルを融合することで差別化する」考えだ。