韓国のレザーブランド「トゥティエ」 表参道で期間限定店 初のグローバル展開

2023/12/07 13:00 更新


フルラインナップとパリで買い付けたオーナメントを扱う

 韓国のレザーブランド「トゥティエ」は、初のグローバル展開として東京・表参道で期間限定店を開いている。韓国以外で直接手に取って見られるのは、ここだけ。フルラインナップと、今回のためにパリで買い付けたオーナメントを販売している。12月22日まで。

 ブランドは、19年にスタート。60~70年代のパリにインスピレーションを得たバッグを軸に、財布、カードケースなどを手掛けている。華美な装飾はせず、革の表情とシャープなフォルムを引き立てたミニマルなデザインが魅力だ。「良い素材、良い場所で、良い人に売っていく」ことをモットーに、デザイナー4人で運営している。すべてメイド・イン・コリア。

 一番人気は、長方形のハンドバッグ「ロケバッグ」。ファスナーの引き手部分をクロージャーに差し込む形でクロージングするデザインだ。期間限定店ではオープンを記念して、キャメルのワンハンドルバッグ「ポメルバッグ」を日本限定で販売する。

ソウルの旗艦店を再現したクラシカルな内装

 グローバル展開の最初の地に日本を選んだのは、すでに日本人から高い支持を得ているため。22年にソウル・三清洞にオープンした旗艦店への来店客は、10~15%が日本人という。「韓国以外でショップを出すなら日本だと思った。いつか日本に路面店を出したい」とイェニ・イーCEO(最高経営責任者)は話す。



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