素肌に近い発色のスパンデックス開発

2016/07/05 06:13 更新


東レ・オペロンテックス、 ベージュ原着のスパンデックス

 東レ・オペロンテックスは、ベージュ原着のスパンデックス「ライクラT―906Hファイバー」を開発し、今月発売の医療用ストッキングで採用が始まった。生地の目むき時に起こる光沢を抑え、自然な色合いのベージュが表現できる。プレーンパンストなど幅広い用途を狙う。

 原糸段階で着色した黒のスパンデックス原着糸はこれまでもあったが、ベージュは「世界でも初めて」という。顔料を練りこむが、より素肌に近い色合い、テカりの抑制、光沢を数値化する試験方法などを工夫。東レ・メディカルと、ストッキング製造の東光(徳島市)と協業し、試作・開発した。

続きは繊研新聞で



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