東京ガス CNL普及拡大目指す ルミネなど購入14社と連携

2021/03/11 06:26 更新


 東京ガスとアサヒグループホールディングス、いすゞ自動車、オリンパス、堺化学工業、ダスキン、玉川学園、東芝、東邦チタニウム、ニュー・オータニ、丸の内熱供給、三井住友信託銀行、三菱地所、ヤクルト本社、ルミネの15社は3月9日、カーボンニュートラルLNG〈液化天然ガス〉(CNL)バイヤーズアライアンスを設立した。

 持続可能な社会の実現に向けて、CNLを調達・供給する東京ガスと購入する各社が、CNLの普及拡大と利用価値向上の実現を目指して設立した。参画各社は50年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指す。

 具体的な活動としては、バイヤーズアライアンスのプロモーション活動、ESG投資評価など市場評価向上に向けた取り組み、各種制度への働きかけなどを進めていく。

 21年度はウェブセミナーの開催やSDGs(持続可能な開発目標)関連のシンポジウムへの参加、投資機関との対話、環境政策窓口との対話などを実施する予定。

 CNLは天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスをCO2(二酸化炭素)クレジットで相殺し、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNGのこと。19年に東京ガスが輸入を始め、カーボンニュートラル都市ガスとして消費者に供給をしている。

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