サードシップ 米「マーモット」の国内販売を開始 ファッション販路を開拓、“第二創業”へ

2023/08/01 06:27 更新会員限定


23年秋冬の主力商品の一つ「マンモスダウンパーカー」

 サードシップ(岡山市)は、米国アウトドアブランド「マーモット」の日本国内マスターライセンス・ディストリビューション契約を結んでいる伊藤忠商事と6月に契約し、国内販売を開始した。従来のスポーツ専門店やアウトドアショップなどに加えて、「ファッション系の販路にも広げていく」(岡本良平取締役副社長)方針。売上高は初年度となる今年度(24年2月期)10億円、24年度15億円、25年度20億円を目指している。

(小田茂)

 マーモットは1971年にカリフォルニア大学の2人の学生が立ち上げた登山部「マーモットクラブ」がルーツ。74年に会社が設立され、76年にはアウトドア用品メーカーとして早くから「ゴアテックス」素材を採用するなど現在でも独創性を追求した初期の姿勢を貫き、米国をベースに世界中でアウトドアウェアやギアを販売している。日本では03年からデサントが輸入販売し、ライセンス生産も行っていたが、昨年12月に契約を終了した。

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