商談会「ザ・メーカーズ・アパレルショー」 高機能や小ロット生産を提案

2025/10/28 06:29 更新有料会員限定NEW!


約100社が出展して多様な機能性素材を使用したOEM・ODMを打ち出した

 中国を中心にOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業を集めた商談会「ザ・メーカーズ・アパレルショー」が都内で開かれ、約100社が出展した。小ロット・短納期を得意とするメーカーや、多様な機能性素材を使った製品が提案された。米中貿易摩擦など懸念要素が払拭(ふっしょく)されないなか「リスクヘッジとして取引先の多角化を図る。日本での取引を広げたい」とする企業もある。

(北川民夫)

前年比48%増で推移

 レディスアパレルでオールアイテムの生産を担う東莞集久志貿易は「1~9月の売上高が前年同期比48%増で推移した」と好調だ。日本向けを主力に有力SPA(製造小売業)ブランドのカジュアルからエレガントラインまで幅広く対応。中国の自社工場を中心に、東莞エリアの協力工場を組織して「30着からの小ロット生産も受注する」対応力で差別化する。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

無料体験をはじめる

無料体験をはじめる

※無料期間終了後、最低1カ月の有料購読契約が必要です。

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事