繊維・メーカー系商社の25年4~9月決算は、国内外の景気後退を受け、売り上げ・利益ともにまだら模様となった。市況は芳しくないが構造改革や価格改定が進んだ企業は増益基調だった。
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製品事業が引っ張る
東レインターナショナルは、繊維事業ではアパレルは大手SPA(製造小売業)向けが堅調で増収。衣料素材は、生地はスポーツアウトドア用途が堅調だったが、衣料用ファイバーが苦戦した。繊維以外ではフィルム、複合材料事業が伸びた。
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