ブランドタグやパッケージ主力のテンタックは、ベトナム事業を堅調に伸ばしている。日系向けのアパレル生産が中国からベトナムに移管している需要を捕捉し、短納期や地産地消に応えている。今後も同国内でのサービスや生産アイテムを拡大する。
(藤川友樹)
ベトナムでは中国メーカーの進出や協力工場の拡大を背景に、中国からの生産シフトが続いている。特に「ベトナム北部から中部への進出」と、アイテムでは「アウターや衣料雑貨」が増えている。
同社ではスポーツや日用衣料の「受注が急速に増えた」ほか、ユニフォーム関連も安定している。24年春夏向けも好調で「刻んだオーダーやリードタイム短縮などの要望が強くなっている」。