帝人物流が「24年問題」対策強化 パレットの自動置き換え装置の導入、船舶の活用

2024/02/16 06:28 更新会員限定


久米利明社長

 帝人物流は、「物流の2024年問題」へ向けて、手荷役の軽減のためのパレットの自動置き換え装置の導入、船舶やJR貨物の活用などの対策を進めている。また、本社での人事の一元化、役職定年制による若年層の引き上げ、長期ビジョンの策定などに取り組む。

(藤浦修一)

 同社は1980年に帝人グループの物流ソリューション会社として設立、17年から帝人フロンティアの100%出資会社になった。国内10拠点をベースにグループ内外の国内物流を担う。帝人グループの仕事が約20%で、うち繊維は10%ほど。化学品など上流側が主力で、「今後、川下やECなどもやりたいと思っているが、当面は手を出せない」(久米利明社長)としている。

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