玉木新雌が紡績設備を導入、循環型の物作りへ 産地内外の協業も加速

2022/11/16 06:30 更新有料会員限定


播州織産地である兵庫県西脇市で綿花栽培からの物作りに挑んでいる

 衣料品・服飾雑貨を製造・販売する玉木新雌(兵庫県西脇市)は、自社内に紡績設備を新設し来期からの稼働を目指す。紡績から織り編み、染め、製品までの一貫工程を充実させ、反毛工程も含めた循環型の物作りを推進。産地内外の協業も加速している。

(三冨裕騎)

 紡績は、国内の紡績工場にあった設備を移設する形で、カード糸を生産する。前紡工程からリング精紡までの一連の設備を導入。すでに一部設備の搬入が進んでおり、早ければ来年からの稼働を目指す。ゼロからノウハウを学び、積み上げていく形で、紡績技術者から協力してもらうなど稼働に向けた体制も構築している最中だ。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事