高島屋「ニッポンものがたり」で限定品を販売

2017/03/30 06:23 更新


 高島屋は29日から、日本の職人技術や伝統的な物作りと協業した限定・独自品の販売を始めた。全館キャンペーン「ニッポンものがたり」で14年から春と秋に商品領域を横断して企画。今春は日本橋、新宿、横浜、大阪など大型6店を中心に全店で4月18日まで。

 婦人服では「アルチザン」が京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」(ソウ・ソウ)を使った和テイストのプルオーバー(3万7800円)、ガウチョパンツ(6万480円)を企画。高島屋と国内繊維メーカーが組んだプロジェクトではエイガールズが極細シルクを鹿の子編みしたカットソー、パンツを揃えた。婦人雑貨は鶴岡シルクと協業した「キビソ」のウェアを開発。素朴で立体感ある糸の質感を生かしたストールのほか、ジャケット、ノースリーブシャツなどを製品化した。 

 店頭では、インバウンド(訪日外国人)需要に対応し、英語、中国語(簡体、繁体字)を併記した専用カタログを用意する。


エイガールズと協業したシルク100%のカットソー、パンツ


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