高島屋新宿店は6月1日、1階JR口特設会場でDDTプロレスリングとの協業イベントを開いた。昨年に続いて2回目。3部制で試合をし、リング体験やトークショーも行った。
DDTプロレスリングが新宿を本拠地としていることがきっかけだ。増井大輔高島屋新宿店店長は、「コロナ禍が終息に向かった昨年、新宿を盛り上げたいという気持ちでスタートした。業界内外から反響が大きく、風物詩にしていきたい」という。
事前予約の観覧スペースは全て埋まり、当日受付の客も多く集まった。場外乱闘でプロレスラーが店内になだれ込む一幕もあり、買い物客を盛り上げた。
「プロレスファンからの感謝の声も多く届いた。新規客の開拓につながっている」と企画を担当した徳村梓高島屋新宿店企画宣伝部課長。
DDTプロレスリングを運営するサイバーファイトの副社長でプロレスラーの高木三四郎さんは「普段プロレスを見ない層にも気軽に見てもらえるイベント。DDTは女性客が多く、高島屋の客層とも合うはず。相互送客が期待できる。また開催できれば」と話した。