世界の化繊生産の9割を占めるアジアで、繊維廃棄物を再び新品の繊維原料に戻す繊維to繊維リサイクルへの関心が高まっている。ポリエステルなど合繊を化学的に分解するケミカルリサイクルが中国など一部で量産稼働しているものの、本格的な導入はこれから。回収・選別システムの確立や、リサイクルコストを誰が負担するかなど課題が山積するが、アジアの化繊業界が連携して実現しようと機運が高まっている。
(中村恵生)
規模小さい国も
5月14、15日にマレーシアのペナンで開かれた第15回アジア化繊産業会議には9カ国・地域の代表が参加、各国が抱える課題や問題意識を共有し、活発な討議を行った。これまでと様相が大きく異なったのが、各国の報告者が軒並み繊維to繊維(海外ではテキスタイルtoテキスタイル=T2T)リサイクルの重要性について言及したことだ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
繊研電子版「単体プラン」限定で
ご契約当月末まで購読料無料!
さらに今だけ!業界の基礎知識を学べる
ファッションビジネスガイドをプレゼント
