東京・池袋の大型複合施設、サンシャインシティは6月1日、着用可能な子供服を館内で回収し、子供服を必要とする豊島区の家庭に寄付する「子供服寄付プロジェクト」を開始した。9月30日まで実施する予定。
商業ゾーンのサンシャインシティ・アルパ1階の共用部に回収ボックスを設置している。回収した服は豊島区で活動する認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」を通じ、家庭に寄付する。
同社は昨年秋から、館内でリサイクルできる絵本を回収し、豊島区の子供家庭支援センターに寄付するなどSDGs(持続可能な開発目標)と地域への貢献活動を強化している。今回の子供服寄付プロジェクトはその一環。子育て中の社員から「子供の成長が早く、服が着られなくなり、もったいない」という声が数多く上がり、豊島子どもネットワークから、「子供服を必要としている地域の家庭が多い」と指摘があったため、実施を決めた。