ストライプインターナショナルと岡山大学は6日、同大学に19年4月から同社による寄付講座「SiEED」プログラムを開講することを発表した。岡山から未来創造に向けた新たな学びの場を通し、ビジネスを創出することを目指す。
【関連記事】ストライプ「メゾン・ド・フルール」派生の服ブランド
同プログラムは起業家の精神や発想法、変化し続ける社会で未知の問題を発見し解決できる力を学ぶ内容。ITツールを導入し、アクティブラーニング形態を基本とする。基礎と応用の二つの講座からなり、19年4月から全学部対象の選択教養科目として基礎プログラム、同年8月から公開プログラムとして応用プログラムを開講する。
同大学の学生だけでなく教職員や他大学の学生、社会人、小中高生も受講できる。資料や教材はインターネットで公開する。
岡山県出身の石川康晴ストライプインターナショナル社長は、「組織や社会を改革するリーダーをローカルから輩出することが大事。人を育てる地域貢献をしたい」と語った。
国内外から起業家や企業内イノベーター、研究者を講師として招くほか、インターンシップや企業との連携プログラムも予定している。