ストライプインターナショナルは、ベトナムのウィメンズブランド「ネム」を26年春夏からリブランディングする。より旬のトレンドを取り入れた商品を拡充する方針だ。
ネムは02年にスタートし、ベトナムに74店持つ(9月時点)。17年にストライプインターナショナルが買収した。現在はストライプベトナムリミテッドライブラリーカンパニー(ハノイ、武智充社長)が運営している。30~40代の働く女性をターゲットに、刺繍やコサージュなどをあしらったオフィスカジュアルなウェアを販売している。
これまではドレスなどの一枚着が主力だったが、リブランディングを機に、トップとボトムの組み合わせなどのスタイリング提案も強化する。AI(人工知能)を活用し、過去のヒット商品やトレンドデータを分析、業務効率化や不要サンプルの削減も目指す。
より若い世代を狙い、25~26年秋冬物からは新ブランド「ネムプラス」を立ち上げた。10月19日からECと店舗で販売している。ネムよりもカジュアル寄りで、オンオフ双方で楽しめるテイストのウェアを提案する。
