新生・ストライプインター㊤ 既存店見直しと足元固め徹底

2020/10/22 06:30 更新有料会員限定


 ストライプインターナショナルは立花隆央氏が社長兼CEO(最高経営責任者)体制になって約7カ月。今期(21年1月期)は不採算ブランドの閉鎖や中国撤退、広告費削減などリストラに集中し、店舗の営業再開後の既存店売上高はほぼ前年同期比10%台減に回復。「資金繰りでひとまず安心できる状況になった」という。「利益確保とEC強化」を軸に、既存ブランドを大幅に方向転換、新規ではDtoC(メーカー直販)型ブランドを複数立ち上げ、来期は前期並みのグループ売上高1300億円台を計画する。

(疋田優)

 3月の社長就任後すぐに新型コロナウイルス感染拡大も重なり、前期までの拡大路線から一転し、中国撤退と不採算ブランド廃止を決断した。6月からは実店舗が想定よりも早く売り上げを回復、「会社を潰さない努力を必死にしてきた中で、今ひと息つけている状況」と語る。

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