スタートトゥデイ 「ゾゾタウン」でPBを年内に販売

2017/10/30 19:18 更新


 スタートトゥデイはPBを17年中にゾゾタウンで販売する。来春から米国、ドイツを皮切りに海外販売し、数年後にはゾゾタウン事業約2000億円を超える第2の事業に持っていく。

 前澤友作社長が決算会見で一部を明らかにした。ブランド名は未定。PBコンセプトは、超ベーシック・品質と価格のバランスで世界最高水準・科学とテクノロジーの力で実現する究極のフィット服。IoT(モノのインターネット)を活用し、製造する機械はファッションでは使われたことがないものを活用する。

 ゾゾタウンで販売する6000ブランドとデザイン・価格で競合しないとし、売れている商材をコピーしたりもしないとした。

 PBへの投資は上期に開始しており、開発業務委託費として主にフィット研究に10億円を使った。海外法人設立は5~6月に行った。国内で年内に販売するとしたが、いつ投入するかは明らかにしなかった。在庫を大量に持つ必要もないとした。

 海外販売はECで行う。事業規模は「第2の収益の柱で、数年内にゾゾタウン事業規模超えを狙う。全く新しい服であり、既存のゾゾタウン会員に販売するという小さな話ではなく、ファッションに関心のない層へ根源的な洋服での課題を解決するもの」と前澤社長は語った。



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