藤井大丸から西陣の住宅街へ 京都のセレクト「スタクタイル」 屋号変更でプレオープン

2026/04/10 11:00 更新NEW!


国内ブランドを中心に提案する

 セレクトショップ「ザ・コンテンポラリーフィックス京都」(TCF京都)を運営するスタクタイル(京都、黒田正和代表)はこのほど、店名を「スタクタイル」に変えて京都・西陣の組みひも工場跡地にプレオープンした。TCF京都が入っている藤井大丸の一時休業を機に、屋号を改めて閑静な住宅街で直営の路面店を構えた。26~27年秋冬物が店頭に揃う8月に、グランドオープンを予定している。

 TCF京都の運営で培ってきた「ファッションファースト」の考えを受け継いで、店を構成した。内装は工場跡地の風情を残しながらも、モルタルで無機質な印象に仕上げて服が際立つようにしている。店舗面積は庭を含めて380平方メートルで、藤井大丸の店舗と比べて1.5倍になった。黒田代表は「ブランドを体験してもらえる静かな空間と広さがある物件を探した。ファッションを起点としたアートや写真などのエキシビションもやっていきたい」と話す。

住宅街になじむようにあえて看板のない外装にした

 メンズ、レディスの約30ブランドをセレクトしている。「ベッドフォード」「トーガ」「ティーエイチプロダクツ」「シーイー」などの国内ブランドが8割で、「ソニア・カラスコ」「ラスベート」といった海外ブランドも買い付けている。26年秋冬は「マリーナ・イー」「グイディ」も新たに投入する。

バックヤードとして活用予定だった空間に、「シーイー」「ブラックアイパッチ」など主にストリートブランドを集めている

黒田代表が手掛ける「AG(R)GS」(アガルサガル)も揃えている

 プレオープンを記念して、3月13~15日にベッドフォードの26年秋冬の受注会を開いた。

 ザ・コンテンポラリーフィックスは、「ソフトハイフン」のデザイナーでもある吉井雄一さんが立ち上げたセレクトショップ。京都店は、FCとして黒田さんが代表となり、12年9月に藤井大丸でオープンした。同店は、館が一時休業する5月上旬まで営業を続ける。

「京都人だからできること。その土地で一番かっこいい店を作らないといけないと思っていた」と黒田代表


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