TSIホールディングスは「セント・アンドリュース」ブランドのゴルフウエア、ゴルフ用品の販売に乗り出す。英国のセント・アンドリュースリンクス・リミテッド社とライセンス契約を結んだもので、17年3月に展示会を開催、17年8月に事業を開始する。
ライセンス契約の内容は、ゴルフウエアおよびギアを除くゴルフ用品の製造、販売に関するもの。対象エリアは日本だけでなく、韓国、中国も含んでいる。TSIホールディングスは、100%子会社のTSIグルーヴアンドスポーツや共同出資会社キャロウェイアパレルのノウハウを活用することで、ゴルフ分野の業容拡大を目指す。
セント・アンドリュースリンクスは、世界中のゴルファーにとっての聖地として「ホーム・オブ・ゴルフ」と呼ばれるヨーロッパ最大のゴルフ複合施設。中でも世界最古のゴルフコースの「オールド・コース」は、全英オープンの会場としても最も多く使用されており、今回の契約により、「グループの知名度を世界的に向上できる」(TSIホールディングス)としている。